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「スマートエネルギーWeek」内で開催される、構成展のうちの一つ。風力発電技術に関連する企業が集結する、国際商談展です。風車メーカーをはじめ、風力発電事業者やメンテナンス・運用会社、ゼネコン、国・自治体など、風力発電の専門家が多数来場します。「国際風力発電展」はBtoB展示会となっており、各ブース内では出展者と来場者間で活発な商談が行われます。
同時開催される専門展は、「国際水素・燃料電池展」「国際太陽光発電展」「国際二次電池展」「国際スマートグリッドEXPO」「国際バイオマス展」「次世代火力発電EXPO」「資源循環EXPO」などです。
2020年に開催された「国際風力発電展」では、同時開催展を含め、3日間で合計18,509名が来場。
早い時期に出展申し込みを行うと、出展料金が割引されるサービスも実施されています。出展を考えている方は、早めにチェックしましょう。
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石炭や鉄鉱石、穀物などの資源や、エネルギー・製品輸送などの輸送サービスを行う企業が出展したブースです。企業のイメージカラーであるブルーと白で彩色したデザインブース。企業の新たな事業分野のスタートとして、風と波を表現した装飾が施されています。天井の意匠は、船の帆をイメージして制作。まるで海中にいるような、光の演出が美しいブースです。ブース上部には、ロゴと企業名が印字されたアクリル板を掲示。ブース内の展示スペースにも企業ロゴを印字し、認知度アップを図ります。
通信機器や建設、造船、OEM、ガス、電力、オイルなどの生産・流通業界向けのケーブル、シーリングの開発などを行っている企業が出展したブースです。白をベースに、ブラックでアクセントをつけた、箱型でカッチリとした印象のデザインブース。装飾は少なく一見シンプルに見えますが、文字のバランスや展示台の形状、製品の展示方法など、随所にこだわりが感じられます。企業ロゴはデザインの一部のようにブース上部に掲示。通路側の壁面には、製品説明がパンフレットの一ページのように、日本語と英語でキレイに記されています。
風力発電事業や飲食店運営、食材加工などの事業を行っている、企業が出展したブースです。ブルーを基調としたデザインブースで、天井部分を白で彩色。企業ロゴやサービス内容などの文字は白抜きで印字されており、青い空と海のイメージで統一されています。通路側の展示スペースには、風力発電システムの縮小模型が展示されており、壁面にはモニターを取り付けて実際の設置映像を流しています。企業ロゴやグラフィックスの文字は、比較的大きく印字されており、スッキリとした印象になっています。展示スペースは通路に対して平行ではなく、斜めに設けられている点もポイントです。
玉軸受やころ軸受、ベアリングユニットなどの標準的な軸受けをはじめ、鉄鋼整備用軸受などの用途別軸受、自動車関連製品、メンテナンス関連製品などを販売している、企業が出展したブースです。白を基調としたシンプルなデザインブースに、大きく掲示された企業ロゴが目立っています。ブース構造を支える柱に厚みを持たせ、斜めに配置してデザイン性を向上。天井から吊り下げられた切り抜き看板にはLED照明を採用して、来場者の注目を集める役割も担っています。
コンテナ船での輸送事業や航空運送、物流事業のほか、不動産運営、レストラン観光業、船用機器販売など幅広い事業を展開する企業が出展したブースです。ブルーを基調に、白や黒をアクセントに配したデザインブース。上部の意匠にはグループ企業のロゴを大きく掲示しています。商談テーブルが置かれているスペースの床には、風力発電をイメージした図形が描かれています。ブース奥の壁面には、海に浮かぶ風力発電機のグラフィックスを張り巡らし、出展サービスの詳細情報が書かれたLEDパネルを陳列。奥行きのあるグラフィックスの効果で、ブース内が広く感じられます。
海難救助や海洋土木事業、鉄鋼工事事業、海洋開発事業、輸送事業などの事業を展開する企業が出展したブースです。黒をメインに使用したデザインブース。黒の壁に企業ロゴの赤が浮かび、よりクールな印象に仕上がっています。ブース正面には上部構造を作らず、ブースの奥へまとめることで、圧迫感を抑えたつくりに。通路側の展示台にはアクリルケースが採用されており、船や風力発電機などの模型が展示されています。ブース奥の壁面には、事業内容が書かれたパネルをキレイに並べて掲示。全体的にシックな印象でまとめられたブースです。
農業機械や食品機械、自動車、歯車装置、産業用モータ、医療機器、工作機械、事務機器など、幅広い産業分野で使われるベアリングや、ボールねじなどを製造・販売する企業が出展したブースです。明るいグレーをベースに、企業のイメージカラーである赤をアクセントに配色したデザインブース。上部構造から吊り下げられた企業ロゴは、照明が内側からあてられる仕組みになっています。手前の通路側には、LED照明を内蔵した壁面展示台を設置。通りがかりの来場者の注目を集め、グラフィックに印字されたキャッチコピーで訴求。中央に設置された展示台にも照明が内蔵されています。上部構造や展示台の一部にカッティングを施すなど、細かい部分にもこだわりが感じられるデザインです。
産業用の溶接・塗装ロボットや、ハンドリングロボットなどのロボット事業をはじめ、モーションコントロール、鉄鋼プラント、環境・エネルギー事業などを展開する、企業が出展したブースです。白を基調に、ブルーと黒で配色されたデザインブース。ラウンドを持たせた上部看板を、システムユニットで持ち上げて、インパクトのあるデザインに仕上げています。通路側には大きな製品を展示。柱や上部看板に企業ロゴを大きく掲示して、認知度アップを図っています。
風力発電技術が集結する「国際風力発電展」では、風力発電に因み、海や風を彷彿とさせるデザインや装飾を施すブースが多くなっています。配色に関しては、コーポレートカラーをメインで使っているブースも多くなっています。
そんな「国際風力発電展」で目立つブースを作るには、やはり配色やブースの形状にこだわり、インパクトのあるデザインを作ることがポイントとなるでしょう。
さらに来場者が回遊しやすいデザインや、製品の配置を考えることも大切です。