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イーコマース・通販業界において、オンラインビジネスに関わる企業が一堂に集まる展示会。卸・小売、通販事業者、メーカーなどのユーザー企業が、7割以上も来場するイベントです。
展示会場は「BtoB-ECソリューション」「インバウンド・越境EC」「スマート・ロジスティクス」「イノベーション&スタートアップ」の4つのゾーンに分けられており、効率の良いアプローチが可能。会期中に行われるセミナーでは業界のキーパーソンが登壇して、最新事例やトレンドなど、注目度の高い内容について学べます。
2020年に開催された「イーコマースフェア」では75社が出展参加し、同時開催展を含め、7,948人が来場。同時開催展には、「マーケティング・テクノロジーフェア」「コンテンツマーケティングジャパン」などが開催されています。
展示会ブースの施工業者は?
おしゃれな装飾・デザインを任せられる
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引用元:SF EXPRESS公式HP
https://www.sf-express.com/jp/ja/news/detail/SF-Express-Japan-Invites-You-to-eCommerce-Fair-2018-Tokyo/
北海道や沖縄にサービスポイントを設置し、物流事業を行っている、中国の企業が出展したブースです。赤と黒、白の航空機のカラーとブースの配色を統一。入り口上部と角にラウンドを施した、シンプルなデザインブースです。ブース入り口のパネルから、飛行機が飛び出しているようにカッティングして装飾。奥の壁一面には、世界地図とダイナミックな飛行機のグラフィックスが張り巡らされています。ブース内は商談スペースが1セットぶん設けられているのみ。コンパクト設計ながら、インパクトの大きなブースに仕上がっています。
引用元:Wovn公式Twitter
https://twitter.com/kohei_wovn/status/1222138209959694338?s=20
ウェブサイトの多言語化サービスを提供する企業が出展したブースです。白を基調に、企業のイメージカラーである黒とグリーンで配色。企業のロゴとサービス内容を壁面の上部に掲示し、白地部分にはサービスの詳細情報をスタイリッシュに印字しています。ブース右手の通路から、ブース内へ緩やかなカーブの装飾を施し、壁面に視線が集まるように工夫。ブースの中央にスポットライトを当てたような印象です。通路側の展示台には、サービス内容の詳細が書かれたパネルを設置。ブース右手の壁面に導入実績を記載して訴求しています。
引用元:株式会社Spelldata公式Twitter
https://twitter.com/spelldata/status/1221730875513147392?s=20
Webサイトの品質に関わる調査や分析、改善、CDNサービスの代理販売を行う企業が出展したブースです。白をベースに、企業のイメージカラーで配色したデザインブース。入り口の壁には、キャッチコピーなどの訴求ポイントが、ぎゅっと詰め込まれています。通路側の壁には、来場者がブースを通る際、さっと手にとって見られる位置にパンフレットを設置。右手の壁面にはモニターが設置され、デモンストレーションの準備が整えられています。
引用元:株式会社ウェブテクノロジ公式Twitter
https://twitter.com/optpix/status/1221716706352979968?s=20
ソフトウェアの開発・サポートなどを行っている企業が出展したブースです。パネルと金属の柱で構成され、サイン看板を上部に掲げた、シンプルな基本ブース。入り口の床面にプロジェクターを使用して、パソコン上の画像を投影している点がポイントです。シンプルなブース設営でも、趣向を変えれば目新しさが生まれます。来場者の注意を引くために、プロジェクターを活用するのも一つの手です。壁面のパネルには、提供するサービス内容の詳細が掲示されています。ブース右手の壁面には3つのセールスポイントを掲示して訴求しました。
引用元:株式会社Spelldata公式Twitter
https://twitter.com/takehora/status/1093050550483148800?s=20
Webサイトの品質向上のための改善、調査などを行っている企業が出展したブースです。白を基調に、ポールとボードで構成されたシンプルなデザインブース。上部看板には、企業名と来場者の注意を引くフレーズを掲示し、赤色の矢印でブース左手へ視線を誘導しています。通路側には2台のモニターを設置。ブース右手に配置された成功事例のパネル上部には、企業のイメージカラーである赤から紫へのグラデーションが、アクセントに用いられています。ブース正面の奥の壁には、大きなグラフィックスに「Time is Value」の文字。来場者の興味を誘うフレーズと、デモンストレーションで集客を狙います。
引用元:株式会社 アイル公式HP
https://aladdin-ec.jp/events/20190207/
コンピュータや周辺機器の販売をはじめ、ネットワーク、管理、情報系などのシステム開発、人材教育支援などの事業を行っている企業が出展したブースです。企業のイメージカラーである、オレンジと白を基調としたデザインブース。照明が多めに使用されており、周囲のブースより一際明るくなっています。上部看板には筒状の装飾が施され、遠くの来場者からもよく見えるよう、周囲のブースの高さより一段高い位置で積極的にアピール。「BtoB専用」の文字がよく見えるよう、フォントも高さも考えられています。
EC・通販などの物流業において、ワンストップでのサポートを提供する、大手グループ企業の出展ブースです。黒のシステムパネルと展示台、LEDパネルで構成されたデザインブース。通路側には照明内臓型の縦型看板を設置して目立たせています。黒地にLEDパネルを使用しているため、より照度が高く感じられるのが、このブースの特徴。LEDパネルを少し離れたところから眺めながら、スタッフの話を熱心に聞く来場者の様子がうかがえます。
引用元:HIT-MALL公式HP
https://www.hit-mall.jp/news-seminar/200130_01.html
WebやECサイト構築、マーケティングサービスなどのWebソリューション、サーバ、ISP事業など、幅広い事業を展開する企業が出展したブースです。出展内容は、独自開発したECソリューションの紹介。オレンジと白をバランスよく配色した、元気が出るようなデザインブースです。壁面にサービスの詳細が記載されたグラフィックスを張り巡らし、右手にはモニター、通路側には展示台を設置。ブースの左端に垂れ下がっているグリーンが、サービス名の認知度アップにおいて、重要なアクセントになっています。
EC・通販業界におけるイベント「イーコマースフェア」では、主催者が提供するパッケージブースでの設営が多く見られます。
そんな「イーコマースフェア」で目立つブースを作るには、木工ブースでインパクトのあるフォルムを作ったり、他社のブースより高い位置に看板を取り付けたり、ビビットな配色で目立たせたりするのが効果的です。プロジェクターやLED照明を使用した装飾もおすすめ。
基本パッケージで出展する場合は、他社との差別化がとても重要になります。決められた枠内で、いかに目立たせるかがポイントです。