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IT技術、エレクトロニクス産業に関わる、あらゆる業種・産業が集結する、「Society 5.0」の国際的な展示会です。国が提唱する未来の社会を形成する、デバイスや電子部品から、それらを応用する製品・サービスが、一堂に集まります。
製造関係者から、情報、自動車、医療機器、建設、流通、通信、官公庁・自治体、学生まで14万人を超える来場者が参加。報道関係者からの注目度も高く、国内外から1,000人以上が来場します。新製品やサービスの情報発信としてはもちろんのこと、未来へのビジョンを発表する場としても活用されています。
2019年に開催された「CEATEC JAPAN」では、国内外から787社が出展参加し、4日間で合計144,491人が来場。コンファレンスの聴講者数は、延べ28,228人に上りました。
出展参加者は年々増えており、2019年の開催では前年より304社も多い出展数となっています。
展示会ブースの施工業者は?
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引用元:シャープ株式会社公式HP
https://corporate.jp.sharp/news/160926-a.html
ロボット家電や空調、テレビ、オーディオ、キッチン、スマートフォン、生活家電などの個人向け家電製品のほか、法人向けのディスプレイや複合機などの製品、ソリューションなど、幅広い事業展開を行う、大手メーカー企業が出展したブースです。大胆なフォルムの上部構造がインパクト大のデザインブース。ブースの左右と奥に黄土色の縦格子を並べたことで、温もりがプラスされています。ブース上部の中央にある筒状看板の内側には、たくさんの製品がプリントされたグラフィックスが張り巡らされています。来場者の興味を誘う、計算されたデザインです。
「IPテレフォニー」や「ビデオ会議システム」などのコミュニケーション製品をはじめ、ネットワーク機器や、店舗システム、プリンター、AI、クラウドサービスなど、幅広い事業展開を行っている企業が出展したブースです。こちらのブースも第一印象のインパクトが大きいデザイン。白を基調に、企業のイメージカラーである赤をアクセントとして配色しています。正面に設けられたステージでは、トークセッションとセミナーを実施。多数の来場者が参加し、大盛況に終わったようです。
引用元:CEATEC 出展者専用ページ公式HP
http://www.ceatec.com/ja/news/exhibitor_detail.html?id=250
生活家電や映像機器、住宅設備などの個人向け製品をはじめ、ビルの空調や管理システム、産業用ロボット、発電システム、エンジン電装品、映像ソリューション、人工衛星などの法人向け製品、ITソリューションを展開する大手メーカー企業の出展ブースです。大きな三角形を組み合わせたような、メタリックな印象のデザインブース。シルバーと黒をバランスよく配色し、各所に設置されたモニターの映像が映えるよう工夫されています。ダイナミックでシャープなカッティングが印象的なデザインです。
引用元:コニカミノルタ株式会社公式HP
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/newsroom/2017/0926_01_01.html
デジタル印刷システムや産業用の印刷機器、医療用IT機器、画像診断、産業用の計測機器などを展開する企業が出展したブースです。白を基調に、企業カラーのブルーをアクセントとして取り入れたデザインブース。上部看板の凸凹のくり抜き装飾と、展示ソリューションごとに設置された、展示台上部のデザインを統一しています。ブース右手には、大きめのステージを設置。天井には無数のスポットライトを取り付け、通路側よりブース内が一段明るくなるように工夫されています。
引用元:日本経済新聞公式HP
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP491513_W8A920C1000000/
国内外にコンビニエンスストアのチェーン展開を行う、有名企業の出展ブースです。白をベースに、企業のイメージカラーに合わせたブルーとブラウン系の配色が施されたデザインブース。「購買エリア」と「未来のローソン体験エリア」の2つのエリアで構成されています。ブース入り口も2箇所あり、小さなアーチの上に大きなアーチがかけられた、未来的なデザインに。一部にラウンドを使用するなど、展示台の形状にもこだわりが感じられます。
引用元:三菱電機株式会社公式HP
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2017/0919.html
キッチン家電からエアコン、空調機器、住宅設備、カーエレクトロニクスなどの個人向け製品をはじめ、自動車機器や半導体・電子デバイス、宇宙・通信など、幅広い事業展開を行う、大手メーカー企業が出展したブースです。通路からブース内へ、引き込まれるような流れの筋が印象的なデザインブース。上部の左側に企業ロゴを大きく掲示し、デザインの一部にしています。左右の壁面を黒で配色したことで、奥行きと躍動感のある空間演出に仕上げました。
引用元:セイコーエプソン株式会社公式HP
https://www.epson.jp/osirase/2016/160930_2.htm
家庭用プリンターや法人向け大判プリンターから、産業向けプリントシステム、プロジェクター、ウオッチ、産業用ロボットまで、幅広い製品を展開する大手メーカー企業の出展ブースです。ブース内では、今後展開する4つのイノベーションごとに、代表商品を展示。その他、コア技術やデバイス展示、セミナーなどが行われました。シルバーを基調に、ピンクと水色のインクが混じり合うような、グラデーションを天井に施したデザインブース。上部構造は、2つの三角形を互い違いに配置することで、インパクトのあるデザインに仕上げています。
引用元:TDK株式会社公式HP
https://www.jp.tdk.com/corp/ja/news_center/press/201610032534.htm
フェライトを使った磁性部品をはじめ、ICT、カーエレクトロニクス、工業用ロボットの各種センサなど、幅広い分野へ部品を提供する総合電子部品メーカーが出展したブースです。企業のイメージカラーである濃い青色をメインで使用し、白をアクセントに配色したデザインブース。太い柱と展示台を同化させ、上部構造にボリュームを持たせたことで、迫力のあるデザインになっています。上部看板には英語でのキャッチフレーズと、企業ロゴを大きく開示。柱には縦にラインが入っており、背面照明があてられて光る仕組みになっています。
700社以上が出展し、国内外から14万人以上の来場者が訪れる「CEATEC JAPAN」では、かなりインパクトのあるデザインが多くなっています。特に大手メーカー企業が出展する大規模ブースでの、ダイナミックかつ繊細な装飾は圧巻です。
そんな「CEATEC JAPAN」で目立つブースをつくるには、かなり困難と言わざるを得ません。照明や大胆なデザインを駆使し、来場者を引き込む装飾を考えましょう。また、他社と似たデザインにならないよう、事前にリサーチすることをおすすめします。