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年3回開催される「Japan マーケティング Week」の構成展の一つ。併催展には「看板・ディスプレイEXPO」や「広告宣伝EXPO」「営業支援EXPO」「店舗運営EXPO」「Web販促EXPO」があります。
3日間で多額のお金が動く、販促に特化した日本最大級の展示会です。ノベルティや印刷・DMサービス、PB・OEM制作など、販促品に関する製品・サービスが集結。販促・マーケティングに携わる、企業の担当者が多数来場します。
2019年6月に開催された「販促EXPO」では、同時開催展を含め546社が出展参加し、3日間で合計41,349人が来場しました。会場内の各ブースでは製品の発注から価格交渉、相談などの商談が活発に行われたようです。業界のトップが登壇するセミナーも、大ホールで開催され、盛況のうちに終了しました。
「販促EXPO」では、ブース内に商談スペースを設けることが必須となっており、商談に積極的な来場者が非常に多いのも特徴です。
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パッケージや貼り箱の受注制作、SP企画、グラフィックデザイン、印刷請負、雑貨の企画販売などを行っている、企業の出展ブースです。黒を基調としたモノトーンのデザインブース。中央に3本の柱を立て、展示台が宙に浮いているように取り付けています。企業ロゴはブース上部の3カ所に掲示。壁面にも奥行きの狭い展示台を設置し、野暮ったくならないようイメージを統一しています。展示製品は箱の“エッジ“をテーマに、シルエットを統一したとのこと。会期中は、さまざまな箱のカット技術に、大勢の来場客が興味を持った様子です。製品のイメージそのままに、シンプルでスタイリッシュにまとめられています。
オンデマンド印刷やシルク印刷、レーザー特殊加工による製品展開、段ボール製テーブルやチェア、カタログスタンド、展示什器などの制作を行っている、企業が出展したブースです。全体に特殊加工を施したパッケージや什器、テーブルなどの製品を配置。ブース奥の展示台は、大きな展示製品と配色を合わせています。すべてが企業のオリジナル製品で構成されており、掘り出し物が出てきそうな、ユニークな雑貨屋さんのような印象のブースです。
文房具や防災グッズ、雑貨、生活用品など、バリエーションに富んだノベルティ商品の制作や印刷事業を行っている、企業が出展したブースです。企業のイメージカラーである赤と黒で配色されたデザインブース。上部にはオンラインショップ名を大きく掲示しています。ブース奥の壁面には、マスコットキャラクターとイメージキャラクターのお笑い芸人のグラフィックスを掲示。ブース中央には円柱型の展示台が設置され、オリジナル商品であるお菓子の形をした付箋が山積みに展示されています。展示製品が小さめのため、ブース装飾はシンプルに抑え、製品が乱雑に見えないよう工夫されています。
特殊加工やカタログ、パンフレットなどの印刷をはじめ、動画やホームページの制作、デジタルサービス、販促プロモーション、ノベルティ制作などを行っている企業が出展したブースです。黒をベースにしたシックなデザインブース。「日本の四季」をテーマに展示されており、壁面には四季を表現した紙のオブジェが並べられています。左側には円形のサイン看板を掲示。壁面にぐるりと展示台を渡し、繊細なカッティングが施された紙製品が陳列されています。ブース中央には、メイン製品を展示するための展示台を2段構成で設置。オリジナル製品の「家が飛び出すPOP」や「四季栞」などが展示され、多くの来場者に好評だった様子です。
チラシやパンフレットをはじめ、ハガキ、DMセット、店内ポップ、くじ・スクラッチ、シール、サイン、文具、カレンダーなど、さまざまな販促製品に対応する企業が出展したブースです。出展内容は、自社が運営する販促サイトや販促商品の紹介など。白と黒で配色された、オープンなデザインブースです。通路側に設けられた展示スペースは、上部看板と展示台を円柱型で統一。ブース奥の壁面には、英語と日本語でキャッチコピーを掲示して訴求しています。
店舗装飾やチラシ・DM、名刺・封筒、イベント、ブライダルアイテムなど、販促品のプリントサービスを行っている企業が出展したブースです。企業のイメージカラーである青と白で配色し、ピンク系のグラフィックス、黄色をアクセントに配色したデザインブース。柱の一部をあえて彩色せず残し、正面の通路側に設けた展示台に縦格子を配して、木の温もりが感じられるブースに仕上げています。ブース右手の柱に取り付けたパネルには、キャッチフレーズを大きく掲示して訴求。企業ロゴをブース内に複数掲示して、認知度アップも図っています。
ポスターやチラシ、名刺などの印刷をはじめ、コピー、スキャニングなどのセルフサービスを展開する、企業が出展したブースです。白を基調に、一部の梁に木の風合いを残したデザインブース。中央に木目の展示台を設置し、グリーンをアクセントに装飾したことで、ナチュラルでスタイリッシュな印象のブースになっています。正面上部には、半透明のサイン看板を設置。通路側の柱に設置したパネルにはビビットカラーのグラフィックスを貼り、来場者の注目を集めています。
キャラクターグッズやオフィシャルグッズ、限定グッズなど、ノベルティやオリジナル商品の製造販売を行っている企業が出展したブースです。白を基調に、パネルと展示台で構成したシンプルなデザインブース。壁の上部にドットで表現されたカラフルな企業ロゴが、パッと目を引きます。壁面には奥行きの狭い展示台を設置。製品をきれいに整えて展示し、すっきりとした印象に仕上げています。
販促品に関わる企業が集結する「販促EXPO」では、カラフルな配色やインパクトのあるグラフィックスで装飾しているブースが目立ちます。また、白で統一したスタイリッシュな印象のブースも多いようです。
そんな「販促EXPO」で目立つブースを作るには、来場者の目を引く配色を施したり、通路側にインパクトのある看板を設置したりするのがおすすめ。たくさんの商品を陳列する場合は、乱雑な印象にならないよう注意が必要です。