集客力を高める展示会ブース施工会社ガイド

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JIMTOF(日本国際工作機械見本市)

ここでは、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)について解説。過去に参加した企業のブース装飾や、展示会で目立つブースをつくるポイントについて紹介します。

JIMTOF(日本国際工作機械見本市)とは?

世界的な工作機械とその関連機器などを展示する見本市です。工作機械とは「マザーマシン」や「機械をつくるための機械」と呼ばれるもの。機械に必要なパーツをつくるために切削やせん断などの加工を行なう機械を指します。出展企業も来場者も、どちらも製造業のエキスパートが参加する、国内最でも大規模な国際見本市です。

第1回目は大阪で1962年に開催され、最近では2年毎に東京ビッグサイトの全フロアを使って開催されています。

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過去の出展参加企業から見るブースの装飾

JIMTOFの施工事例1

引用元:京セラ公式HP
https://www.kyocera.co.jp/social/ad/20181029-1/

産業・自動車用部品や半導体関連部品、電子デバイスなどの事業を展開する、京セラが出展したブースです。企業側のテーマは「世界のものづくりへの貢献」。正面上部には企業のロゴを大きく配し、その下には大きなモニターを設置しました。側にはガイドスタッフが立って、特注工具を採用したツーリングの紹介や新しい加工技術の提案などのプレゼンを行い、足を止めた来場者をブース内へ誘うきっかけを作ります。ソリューション展示、航空機械商品加工など多数の展示コーナーを設けた、システマチックなブースです。

JIMTOFの施工事例2

引用元:株式会社三共製作所公式HP
https://www.sankyo-seisakusho.co.jp/news/ex/20181107.html

自動化技術サービスを提供するメーカー企業の出展ブース。今回の目的は、工作機械関連装置からCNC円テーブルシリーズ、傾斜円テーブルシリーズの紹介です。社名はどちらの通路からも見えるよう2箇所に掲げられ、認知度アップの施策を行っています。ブースデザインは企業のイメージカラーの青を採用し、シンプルにまとめられています。通路に対して若干斜めにカーブを作ることで、来場者から商材をより見やすく、やわらかい印象を与えています。

JIMTOFの施工事例3

引用元:株式会社ツーピース&アーキテクト公式HP
https://www.twopeace.co.jp/column/channel1/157.php

「第29回 日本国際工作機械見本市」に出展した企業のブースです。金属切断機や付随する自動化搬送ライン・無人化システムなどを展開するTSUNE。展示物は、新型の2種類の機械と、特殊工具、超硬ソリッドソー、ハイスメタルソーなどです。ブースは一部分にトラスシステムを使用した、メカニカルチックなデザインに。企業のロゴを随所に掲げて、認知度アップを図ります。ロゴの下にはキャッチコピー“「切る」を極めてものづくりの未来をつなぐ”が掲示され、企業メッセージをシンプルに伝えています。

JIMTOFの施工事例4

引用元:シュンク・ジャパン株式会社公式HP
http://www.schunkjapan.jp/news.html

ドイツにあるシュンク社製品の輸入販売や、グリッピングシステム製品の製造・販売を展開する企業が出展したブース。出展の目的は、シュンク社の幅広い製品と新製品を紹介することです。ブースは黒とロゴカラーの水色で配色。機械とマッチするよう、シックなデザインにまとめられています。ブース全体に展示台や什器が配置され、商材の魅力をどこからでも見られるように工夫。それぞれの場所でワークショップ、協働ロボットの移設・ワーク搬送デモなどが見学できます。

JIMTOFの施工事例5

引用元:富士ダイス株式会社公式HP
https://www.fujidie.co.jp/products/jimtof/tabid/302/Default.aspx

「第29回 日本国際工作機械見本市」にて、超硬合金製の耐摩耗工具や、金型の製造・販売を展開する企業が出展したブースです。ブースイメージはダークブラウンと白でまとめられた、モダン和風で落ち着きのあるデザイン。企業のロゴを上部に掲示し、壁面にはパネルが貼られ、その下の展示台には製品がズラリと並べられます。企業製品の見どころを意識した、ブースになっています。

JIMTOFの施工事例6

引用元:株式会社アライドマテリアル公式HP
https://www.allied-material.co.jp/event/JIMTOF2018.html

粉末合金や耐熱部材などに使われるタングステン・モリブデン、ダイヤモンド切削工具などを展開する企業の出展ブースです。企業のロゴをモチーフに配し、青や紫の照明が作り出す光の演出とあいまって、テクニカルな雰囲気を演出。ブース全体の配色は、白と青色をベースにした同系色のトーンでまとめられています。それぞれの展示物のコーナーを示す看板が、デザインの一部になって、ブースのイメージをセンスアップ。コーナー別に商材の動画を放映するためのモニターを設置しています。

JIMTOFの施工事例7

引用元:ジーベックテクノロジー公式blog
http://xebec-tech.officialblog.jp/archives/29309605.html

工業用研磨や、バリ取り用工具の開発から製造・販売を行う企業が出展したブース。上部には企業のロゴとキャッチコピーが掲示されています。壁面にも企業のロゴを配し、デザイン性をアップするとともに、認知度向上にも配慮。柱には「BEAUTIFUL DEBURRING(美しいバリ取り)」の文字が書かれ、製品が上から垂れ下がるような演出で、キャッチコピーが伝えるメッセージをわかりやすく表現しています。一つ一つの製品が、オブジェのようにハイセンスに飾られた、随所にこだわりが感じられるブースデザインです。

JIMTOFの施工事例8

引用元:株式会社日進製作所
http://www.nissin-mfg.co.jp/news/2018/09/nissin-jimtof2018/

工業用ミシン部品などの精密部品や、自動車部品、小型エンジン部品、工作機械などを展開する企業のブースです。出展の目的は、新製品のお披露目。企業コンセプトに合わせ、商材の魅力をブースデザインで演出。配色は上下と壁の一部を黒くし、グレーとホワイトでまとめられています。モニターも随所に配置。天井を走るレーザー光線のような照明の交差が、ハイテクな印象を与えます。演出にこだわりが見られ、新製品の発表の場としてふさわしいブースです。

JIMTOFの施工事例9

引用元:NSK公式HP
https://www.nsk.com/jp/company/news/2018/1018a.html

洗濯機や冷蔵庫、自動車、飛行機、産業機械、宇宙ステーションなどに使用される、ベアリングを展開する企業のブースです。白を基調に、企業のロゴに使用されている赤色をポイントに配色。混雑を予想して歩くスペースを十分にとりつつ、製品の魅力を十分に伝えられる配置に仕上げられています。コンセプトの「技あり」をロゴのように表現した点にも、センスの良さがうかがえます。カーブをつけたカーペットなど、視覚にもこだわりが感じられるデザインです。

JIMTOFの施工事例10

引用元:シチズンマシナリー株式会社公式HP
https://cmj.citizen.co.jp/jimtof2018/index.html

工作機械の開発と製造、販売を行っている企業の出展ブース。ブース自体が一つのマシンのような印象で、インパクトのあるブースに仕上がっています。商材との統一感を出すため、配色はモノトーンでまとめられています。企業のイメージを、来場者に強く印象付けるデザインになっています。

JIMTOFの施工事例11

引用元:株式会社展示会ブース装飾公式HP
http://www.alpha-kikaku.com/works/details.php?i=35

スレンダーチャックや精密金属加工、組立製造などの会社の展示です。展示製品が多種の上小さいものが多いので、ブースの後ろからも製品がわかるように看板を設置。JIMTOFでは3mの高さ制限があるため、制限の範囲内で看板を目立たせるために、高さは3mギリギリにしています。展示台はひな壇にして、来場者の見やすい高さに展示。また黒カーペットの上に並べることで、メタリックな展示を見やすくしています。

JIMTOFの施工事例12

引用元:株式会社展示会ブース装飾公式HP
http://www.alpha-kikaku.com/works/details.php?i=39

微細、小径エンドミルなどを製造する切削工具の会社の展示です。看板の高さ制限が3mなのでギリギリまで高くし、上階からも見えるように天井にも看板を取り付けています。2種の製品展示なので、ブースを2色に分けて違いを明確にする工夫も。

JIMTOFの施工事例13

引用元:【第28回 日本国際工作機械見本市 JIMTOF2016 in 東京ビッグサイト】IWATA TOOL様 展示会プロデュース!!
http://tenku-ad.com/2016_jimtof/

小径穴や微細加工が得意なドリルメーカーの展示です。使いまわし可能な展示什器を使っていますが、展示物が見やすいと好評です。

JIMTOFで目立つブースをつくるポイント

工作機械という、専門的ながら新たな技術が次々と登場する展示会。技術力だけで勝負すると、他社企業の目立つブースにインパクトで負けて、ただ参加しただけで終わってしまう可能性も…。

集客率を高める方法は、目立つロゴとキャッチコピーを明記した看板の活用方法にあります。ただしJIMTOFの小間装飾は、スペースによって高さやバナー設置の条件が異なります。14小間までの場合、高さは床面から3m以下。2階立てや上空から吊るすバナーは設置できません。

注目されやすい2階立てのブースであれば、15小間以上。さらに大きな21小間以上であれば、天井からバナーを吊ってより遠くからでも目立つブースをつくることができます。

小間数が多いと出展費用が高くなるので、小間数は予算ややり方に合わせて判断するのが良いでしょう。またある程度の広さがあれば、実現できるデザインも増えてきます。費用と希望の見せ方などは施工会社と相談しながら決めていくと、デザインの専門家の意見も含めた、より成果に結び付きやすいブースをつくることが可能です。

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