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ディスプレイ産業における、日本最大級の商談展です。電子ディスプレイから製造装置、検査装置、静電対策機器、材料技術までが一堂に集結。パネルメーカーや産業・医療機器、自動車関連などのディスプレイユーザー、官公庁、大学などから多数の来場者が訪れます。
会場内は「プリンテッドエレクトロニクス」「部材・材料」「ディスプレイ・センサ」「有機EL」「検査・製造装置」の5つのゾーンに分けられます。出展を検討する際の特別説明会や、集客力をアップさせる主催者側のサポートも充実。2019年に開催された「ファインテックジャパン」では、同時開催展を含め、3日間で合計54,043名が来場しました。出展者によるセミナーでは、合計17,042名もの来場者が受講。同時開催展には「高機能素材 Week」「Photonix」があります。
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印刷インキやパッケージなどに使われる材料、一般用の有機顔料、化粧品、文具・筆記用具などの顔料、コーティングや接着剤用の樹脂製品などを展開する企業が出展したブースです。白をベースに、企業のイメージカラーから、グリーンをアクセント色として取り入れたデザイン。正面のブース上部は緩やかなカーブを描く形にカットされており、柔らかい印象を与えています。展示スペースの壁面は、カラフルなドット柄をアレンジしたグラフィックスで装飾。展示台の壁の向きや高さを変えて、空間をアレンジしています。全体的に爽やかで明るい雰囲気のブースに仕上がっています。
個人向けのフォトブックが1冊から作れるサービスや、葬儀社向けの遺影写真・動画の加工、3Dプレートを採用した空中ディスプレイなどの製品を展開する企業が出展したブースです。シルバーと黒、ダークブラウンで配色されたデザインブース。上部看板は通路から少しだけ奥へ設置し、手前に照明をセットしています。展示製品のキャッチコピーと企業ロゴを掲げたブース上部へ、視線が向くような工夫がみられます。ブース内はシックな配色でまとめ、落ち着いて展示製品が見られるようなクールな印象に。四角いフォルムを採用した、スッキリとしたデザインのブースです。
表示ディスプレイに使用されるパネルなどの検査装置や測定装置をはじめ、エネルギー分野、学術分野など、さまざまな分野での検査装置を製造・販売している企業が出展したブースです。グレーと黒をベースに、企業のイメージカラーのブルーをアクセントに配色したデザインブース。画像ではわかりにくいですが、ブース全体がローマ字の“N”を立体的に表現したようなユニークなフォルムに仕上げています。サイン看板には黒を採用し、内側からライトアップして照明の一部に。LEDパネルをバランスよく配置し、補助的にスポットライトを使用して、ブース内の明るさを調節しています。
FPD用・化合物半導体用などの露光装置や、封止装置などの精密機器、光学機器、計測器などを製造販売している企業が出展したブースです。白をベースに黒をアクセントに配色したデザインブース。通路側からフラットアーチをかけ、シンプルな空間をアレンジしています。壁面には製品情報が書かれた懸垂幕を、等間隔に並べて展示。アーチの上部に企業ロゴを掲示し、懸垂幕上部にも一つひとつに企業の略称が印字しました。通路側に配置された、美しい地球のグラフィックスが印象的なブースに仕上がっています。
自動車用、家庭製品用のパーツや、モジュール製品、タッチセンサー、ガスセンサー、商業印刷など、幅広い製品展開を行っている企業が出展したブースです。白をベースに、黒をアクセントに配色したデザインブース。正面の入口上部には、内側からライトアップされた企業ロゴを大きく掲示しています。文字は小さめに印字され、全体的に清潔感のあるスタイリッシュな雰囲気に。画像では見えませんが、ブース内の天井は横3本の梁だけのオープンな構造になっています。展示台は全て白で統一。無駄なものがないスッキリとした印象のブースです。
基盤固定用のスペーサー類やケーブルをまとめるチューブなどの製品をはじめ、HEMS、自動車、メディカル、ロボット分野など、幅広い領域で活用される製品を展開する企業が出展したブースです。展示内容は、「ノイズ対策用透明導電フィルム」「熱線反射フィルム」「抗菌フィルム」など。企業のイメージカラーに合わせたブルーを基調に、デザインされたブースです。上部には独立したサイン看板を掲示。壁面には製品情報が記載されたパネルを並べています。小スペースにスッキリとまとめられたシンプルなブースです。
露光装置などの精密機器や、理化学機器などの設計、製造、販売を行っている企業の出展ブースです。白をベースに、ブルーをアクセントに配色したデザインブース。通路側に縦格子を設置し、壁面の展示スペースからカーペットまでストライプで装飾して、デザインを統一しています。ブース奥の壁面に施されたラウンドの窓には、宇宙から見る地球のグラフィックスが張り巡らされています。その手前にはLEDパネルを並べて展示。まるで宇宙船の中にいるような印象のブースです。
異方性導電膜や、片面・両面テープ、熱伝導シート、接着剤、建築用のウインドーフィルム、光学デバイスなどの製品を製造・販売する企業が出展したブースです。白をベースに、紫や黄色、ブルーなどで配色したデザインブース。通路側には円形の展示台を設置し、来場者がスムーズな導線で歩けるように、円形の展示台に合わせたカーブの壁面を採用しています。配色カラーは彩度が抑えられており、華やかでいて上品な印象のブースに仕上げられています。
ディスプレイ関連の製品や技術などが集結する「ファインテックジャパン」では、黒社で配色した落ち着いた印象のブースが多いようです。爽やかな色合いで、カーブを施すなど装飾にこだわりが感じられるブースも目立ちます。
そんな「ファインテックジャパン」で目立つブースを作るには、LEDパネルや照明を使った装飾がおすすめです。ただし照度は控えめにし、来場者が長時間滞在しても疲れないよう、見せ方を工夫しましょう。