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最新のロボット展示や周辺機器・開発技術の紹介などを目的に、ロボット業界に関わる企業が集まる展示会です。ロボットの導入を考えている企業やロボット・機械の設計・開発を行う担当者などが、商談のために来場。ビジネスの拡大や新たなビジネスチャンスの獲得などに期待できるイベントです。
「展示会活用セミナー」の開催や、「展示会招待券」の提供など、出展社のためのサポートも各種用意されています。
2020年に開催された「ロボデックス」では、3日間で合計17,186人が来場。同時開催展を含めると、45,859人もの来場者が集まりました。出展企業は、同時開催展を含め638社。会期中には90講演のセミナーが行われましたが、多数の参加者が聴講に訪れ大盛況に終わった様子です。
同時開催展では、「ネプコン ジャパン」や「オートモーティブ ワールド」などが行われています。
展示会ブースの施工業者は?
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工業用・家庭用ミシン、産業装置、グループ事業などの事業展開を行う企業が出展したブースです。ビッグサイズの企業ロゴを、大胆に取り入れたデザインブース。床にもブルーのラインを引いて、バランスをとっています。ブースの骨組みは、システム部材とポール、パネルで構成。展示製品が大きいため、製品を設置するスペースと、来場者が回遊する空間を考慮して設計されています。会期中は、ブース内にて4つのソリューションについてのデモンストレーションが行われたようです。
ロボットをはじめ、ドローン、アクションカメラ、マザーボード、フラッシュメモリ、液晶ディスプレイ、CPU、グラフィックボード、マイコンボード、ミニPCなどの製品を取り扱う企業の出展ブースです。黒のシステムパネルで構成されたデザインブース。システムパネルの上には、白抜きのサイン看板を掲示しています。壁面には、製品の詳細情報が掲載されたパネルと、モニターを設置。壁面の裏側にも展示台が設置されています。通路側の展示台はラウンドを採用。ブース右手には白のカウンターを配置して、シンプルにまとめられています。
車両用のウェザストリップをはじめ、機能部品、セーフティシステム製品、内装部品のほか、LED製品、住宅関連、産業用機械部品など、幅広い製品の製造・販売を行っている企業が出展したブースです。システム部材とグリーン系の配色でまとめられたデザインブース。上部から大きくカーブさせたポール素材を取り付け、テントのように発光シートを貼っています。ブース奥は来場者の注目を集める、インパクトのあるグラフィックスで装飾。配置よく展示台を設置し、シンプルで印象的なブースに仕上げています。
工作機械の関連装置や、プレス材料を送る装置、任意に位置決めを行う装置、プレス用の周辺機器などを取り扱う、企業の出展ブースです。企業ロゴのカラーに合わせて、ブルー系と白でまとめたデザインブース。ブース内にラウンドの大きな展示台を設置し、上部看板をポールと柱で支える形になっています。ポールを挟むように2台のモニターを設置し、ブース左手にも1台のモニターを配置。会期中はブース内で、一日数回のプレゼンテーションを実施したようです。パネルを使用せず、壁面のグラフィックスやモニターで製品情報を伝えることで、スッキリとした印象に仕上げています。
産業用ロボットをはじめ、ACサーボドライブ、インバータ、マシンコントローラーなどの製品を提供する企業が出展したブースです。企業のイメージカラーである、ブルー系の配色でまとめた横長のデザインブース。間口の広さを活かし、製品やモニターを横に並べて、来場者の注目を集めやすくしています。ブース左には、製品情報が書かれたグラフィックスやパネル、モニターを設置し、プレゼンテーションを行うスペースとして活用。白よりもブルーの配色を多くしたことで、キリッと身が引き締まるような印象にまとめています。
化学系・環境系・医療系・発電系などの各プラントの企画から、設計・工事・メンテナンスまでトータルに対応している企業の出展ブースです。白をベースに、企業のイメージカラーのグリーンで装飾したデザインブース。天井の中央をくり抜いたようなインパクトのあるデザインです。ブースの左右に2台のモニターを設置。会期中は、ブース内でAGVのデモンストレーションが行われました。AGVが動き回るスペースを柵でぐるりと囲ってあり、来場者が製品を360度から見られるようになっています。
東京都の研究機関が、ロボット開発を行う協力企業と共同で出展したブースです。ブースはシステム部材とパネルを組み合わせて作られています。企業名とロゴをブース上部に複数掲示。通路側の2箇所に展示スペースを設け、製品情報が記載されたパネルを随所に配置しています。来場者が展示台の周りをぐるりと回って、製品や製品情報を見られるような構成になっています。ブース内にはロボットに実際触れられる体験コーナーも設置されており、会期中も来場者の注目を集めていたようです。
自動車、産業機械、アフターマーケットなどのそれぞれの市場において、新技術を付加した製品の販売や、サポートを提供している企業が出展したブースです。展示内容は、「手首関節モジュール」や「複列磁気リング」など。白をベースに、ブルー系のカラーをアクセントに用いたデザインブースです。筒形をカットしたような上部看板や、壁面上部に複数の企業ロゴを掲げて、認知度アップを図っています。通路側の一角には、デモンストレーションを行うためのミニステージとモニターを設置。ブース右手の通路側に設置された黒の展示台上部から上へと、光のラインが立ちのぼる演出を施し、来場者の注目を集めています。
ロボット関連業界が一堂に集結する展示会「ロボデックス」では、ブルー系の配色を施した、キリッとしたデザインが多い印象です。また、LED照明を装飾の一部として使用しているブースも目立ちます。
そんな「ロボデックス」で目立つブースを作るには、まず周囲のブースと配色がかぶらないようにすることが重要です。過去に出展している企業であれば、HPや展示会情報を公開しているサイトなどで、どのようなブース装飾を行っているか検索してみましょう。これまでのノウハウを持っているブース施工会社と相談しながら決めるのもおすすめです。
製品の魅力を最大限に伝えられる配置や、設置方法を考えることが大切です。