集客力を高める展示会ブース施工会社ガイド

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アグロイノベーション

アグロイノベーションとは?

東京と九州で開催されている、農業界の専門展示会です。農作物の生産から収穫・選果・加工・包装・販売まで、農作業における問題を解決する場として、農業関連企業はもちろん、その他のさまざまな業界が参入しています。主催は「一般社団法人 日本能率協会」です。

「アグロイノベーション」は、農業資材や設備、種子・種苗、植物工場などが出展する「農業資材展」をはじめ、農業ICTや農業ロボット技術、ドローンなどの製品が展示される「スマートアグリ技術展」ほか、全部で6つの展示会で構成されています。

2019年に開催された「アグロイノベーション」では、3日間で合計11,489名が参加。

会期中は、「鳥獣対策・ジビエ利活用展」や「フォローラル・イノベーション」「草刈り・除草ワールド」「野菜・果物ワールド」などが同時開催されます。

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過去の出展参加企業から見るブースの装飾

アグロイノベーションの施工事例1

引用元:株式会社ベルグリーンワイズ公式HP
https://bellegreenwise.co.jp/agro2015_report2/

青果物や食品の鮮度を保つために使用される、フィルムや包装資材などを製造・販売する、企業の出展ブースです。展示内容は、高鮮度保持フィルムの展示。上部には球状のバルーンをいくつか乗せ、製品名を印字して認知度アップを図っています。上部看板や通路側に設置されたLEDパネルにキャッチフレーズを掲示し、しっかり訴求。ブースの2面をオープンにして、来場者が歩きやすいよう工夫しています。配色は青と白で、カラーバランスもgood。当日は試食なども実施し、たくさんの来場者が詰めかけたようです。

鉛レス銅合金バルブや鋳鉄バルブ、バタフライバルブなど、建築設備や工業用、装置産業のそれぞれの分野で利用されるバルブの製造・販売を行う企業の出展ブースです。展示内容は、水耕栽培用の水処理装置。ブースを斜めにカットしたような形状を採用しているため圧迫感がなく、来場者が立ち寄りやすくなっています。配色はグリーン系でまとめ、きれいな水を伝えるために、水槽の中に金魚をはなしてアピール。上部看板の上にはスポットライトを複数設置して、光を壁面にあて、間接照明として利用しています。

アグロイノベーションの施工事例3

引用元:トヨタネ株式会社公式HP
https://www.toyotane.co.jp/blog/chlorophyll/000956.html

メロンや野菜種・台木・アルストロメリアなどの種苗をはじめ、作業台などの生産資材、養液栽培システム、肥料・培土、農業用ビニールハウス、環境制御などの事業を展開する、企業の出展ブースです。ブース上部は、むき出しの木材を使用してナチュラル感を演出。企業ロゴを連名で大きく掲示しています。通路側には2台のモニターが設置され、VRが体験できるコーナーが作られています。ブース内の壁面には、事業内容がプリントされたグラフィックスを張り巡らし、来場者がイメージしやすいように工夫されています。

アグロイノベーションの施工事例4

引用元:東洋バルヴ株式会社公式HP
https://www.toyovalve.co.jp/news/2012/new_1209_03.html

工業用分野、建築設備用分野、装置産業分野で使用される、さまざまなバルブやシステムを、製造・販売している企業の出展ブースです。ブース全体は爽やかなブルー系の配色で統一。一角の柱を取り払ったことで、限られた空間の中を広く利用できるとともに、来場者からブース内部が見やすいように考慮されています。ブース左手の壁には、製品名を縦に印字し、間接照明で目立つように工夫。背面には水槽の展示スペースを設置し、きれいな水質を維持する製品の魅力を余すことなく伝えています。

アグロイノベーションの施工事例5

引用元:トヨタネ株式会社公式HP
https://www.toyotane.co.jp/news/000063.html

野菜や苗、花きの種子、苗などの種苗をはじめ、農業用フィルムや施設資材、農薬、出荷・栽培用資材、培土などを販売する企業の出展ブースです。四角い枠で作られた上部看板は、2層構造になっており、内側の枠に赤を配色してインパクトアップ。天井を作らず、開口部を大きく見せることで、圧迫感のない印象になっています。ブース奥の壁面には、鮮やかな赤と緑の野菜のグラフィックスが、張り巡らされ、視覚効果で来場者の注意を集めています。

装置産業、建築設備、工業の3つの分野で使用されるバルブを展開する、企業の出展ブースです。展示内容は、農業だけでなくプールや温浴など、さまざまな分野での水質問題を解決する、水処理装置「ピュアキレイザー」。ブース内は、企業のイメージカラーに合わせた赤と白、緑の色彩効果でインパクトのあるデザインになっています。製品を載せる展示台を、ジグザグにカットすることで、製品を目立たせるとともに空間をアレンジ。ブース内のスペースをあえて狭くし、通路を利用して接客するスタイルになっています。

アグロイノベーションの施工事例7

引用元:イノチオアグリ株式会社公式HP
https://www.ishiguro.co.jp/info/201506/2015.html

苗づくりをはじめ、栽培システムや農業ビジネス支援、農業施設、調査・分析などの事業を展開する企業が出展したブースです。展示内容は、国産品種の大玉トマトの生産で成功した技術と、ミスト装置、養液隔離栽培システムなど。通路側の壁面には大きなグラフィックスで装飾し、画像では見えませんが、ブース右手の壁面にも同じく、大きなグラフィックスを張り巡らして、製品技術を強く印象づけています。カーペットを土色にしたことも、統一感を高めるポイントのひとつ。ブース内は斜めにカットされていたり、奥へ続いていたりして、シンプルながらインパクトのあるデザインに仕上がりました。

アグロイノベーションの施工事例8

引用元:イーサポートリンク株式会社公式HP
https://www.e-supportlink.com/2014/11/27/news_20141127/

クラウドによるシステムサービスや、生鮮流通の業務委託、青果受託販売や有機野菜販売の、農業支援などの事業を展開する企業が出展したブースです。展示内容は、栽培管理システムや、在庫・商物流の管理システム。当日は、タブレットやスマートフォンを使用してのシステム体験や、1日数回のプレゼンテーションが行われたようです。企業のロゴをモチーフにしたような、ラウンド形状のデザインブース。カラーは白と黄緑ですっきりまとめられ、床には企業の大きなロゴが配されています。照明をふんだんに使用し、明るく爽やかな印象のブースになっています。

アグロイノベーションで目立つブースをつくるポイント

「アグロイノベーション」は、農業関連の事業を展開する企業が出展する展示会です。自然の色味を意識された、緑や赤など鮮やかなブースが多くなっています。

ただ、システムパネルで構成されているブースが目立ち、デザインに凝ったブースは少ない印象です。

そのため、「アグロイノベーション」で目立つブースを作るには、木工ブースでインパクトのあるデザインがおすすめ。

上部看板に高さを設けたり、バルーンを設置したりすることで、遠くからでも見つけやすくなります。同時に、認知度アップも図れます。

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