公開日: |更新日:
東京ビッグサイトが主催する、「危機管理」をテーマとした総合商談イベントです。「セキュリティ」「防災・減災」「事業リスク対策」の3つの分野を主軸としており、リスク回避・対処に関連する企業が一堂に集結します。
国内で大規模の「危機管理」に関する展示会。インフラ・病院・学校だけでなく、国や地方自治体関係者も含めた幅広い業界から参加者が集まります。経営層や管理部門と直接交流できるので、販路拡大や新規参入を目指す出展企業にとって、新たなビジネスチャンスが得られる有力な場となります。
2019年に開催された「危機管理産業展」では、3日間で総計18,486人の来場者が参加。出展者のアプローチをサポートするサービスも整っています。
展示会ブースの施工業者は?
おしゃれな装飾・デザインを任せられる
おすすめの会社3選を見る
業務用の無線機器をはじめ、レジャー用無線機、無線LAN端末などのネットワーク機器を取り扱う企業の出展ブースです。白と黒をベースに、企業ロゴから赤をアクセントカラーに取り入れたデザインブース。上部の企業ロゴの隣には、製品の特徴を伝えるキャッチコピーを掲示し、しっかり訴求しています。展示台の下部にも赤のラインを入れ、上部看板と統一。シンプルでスタイリッシュにまとまっています。
耐震金物をはじめ、配管・電設資材、LED照明、業務用タブレットなどの企画から製造・販売まで行っている企業の出展ブースです。黒系色と黄色をメインに使用したデザインブース。ブース上部は、ラウンドや高さを変えるなど変化をつけ、シンプルになりすぎないように、空間をアレンジしています。メイン展示となる「天井落下防止システム」を通路側へ斜めに設置。黄色と黒で警告色を想起させつつ、展示方法にもこだわりが感じられるデザインです。
戸建住宅やマンションなどの、建設事業を展開する企業が出展したブースです。出展商品は、災害時に使用される運搬・設置が可能な宿泊ユニットや、耐震性・制振性の高い分譲住宅システムなど。宿泊ユニットは画像右側に実物が展示され、画像左側には制振装置が取り付けられた耐震工法の一部や工法の仕組みなどを展示しています。白をベースに、空間を大きく使った、存在感のあるブースに仕上がっています。
防災用品を専門に取り扱う企業の出展ブースです。基本の天井の位置から、さらに上に突き抜けるように上部看板を設置したことで、周りの出展ブースから一際目立つデザインに。柱や展示台は白で統一し、清潔感のあるショップのような印象を与えています。ブース中央には、メインとなる救命用ボートを展示。ボートの前方の形状に合わせ、カーペットのデザインも工夫されています。暗い会場内でもはっきり展示物が見えるほど、照明を多く取り入れている点にもこだわりが感じられます。
制御機器をはじめ、電子部品、ヘルスケア、社会システムなど、幅広い事業展開を行っている大手企業の出展ブース。展示製品は、小軽量設計のAEDです。ブース上部には大きく企業ロゴを掲げ、ロゴの隣にはAEDをイメージしたハートマークと、丸型にはめ込まれた画像をボタンのように飛び出させ、来場者にわかりやすいようアピール。ブースの右側には、オブジェのような透明な球を配し、来場者の目を引きつけています。
水を使用しないトイレ処理セットをはじめとした商品開発を行っている企業の出展ブースです。こちらはシンプルなシステムパネルで構成されており、壁面を一段高くしたり、筒状の看板を設置したりすることで、他社との差別化を図っています。詳しい製品情報が書かれたパネルには、LEDパネルを採用。通路側に設置された受付カウンターには、ゴールドをアクセントに取り入れ、さりげない高級感を演出しています。2面が通路になっているため壁が少なく、来場者が立ち寄りやすい設計です。
制御板開発や配管・電設資材、スマートデバイス、蓄電池システムなどの、製造・販売を行っている企業の出展ブースです。企業のイメージカラーである青をベースに、反転色としてロゴやブース下部に白を配色したデザイン。メインの製品を通路側の目立つスペースに展示し、来場者をブース内に誘導しやすくしています。受付台とパンフレット立てをさりげなく配置することで、斜めに設置されたメインの展示エリアがより際立って見えます。
工業用カメラや耐環境カメラ、工業用モニターなどの製品事業や、制御システム開発などのシステム事業、技術サービスなどを展開する企業の出展ブースです。黒をベースに、白や赤抜きの文字でアクセントをつけたデザインブース。ブース上部を三角形に突き出させ、シャープな雰囲気を演出しています。壁面の製品名と製品情報が書かれたパネルには、透明アクリル板を採用し、クールで高級感のある印象に。通路側の展示台も三角形を採用し、統一感を持たせています。
デジタルトランシーバーや航空無線機、アマチュア無線製品などの、無線機器を取り扱う企業の出展ブースです。企業のイメージカラーの赤と黒を使用したデザインブース。上部には黒の看板を設置し、キャッチコピーと立体感を持たせた企業ロゴを大きく掲示しました。企業ロゴにはLED照明を使用して、赤と黒のビビットな配色に負けないよう強調。ブース左右と通路側の壁面にはそれぞれにグラフィックスを貼りめぐらし、来場者に大きく訴求しています。
「危機管理産業展」は、大きな製品を展示するブースが多い印象です。大きな展示物を置く場合は、ブースデザインをシンプルにする傾向があります。よく使われている素材は、システムユニットやパネルです。
システムパネルを使用してシンプルにまとめているブースが多い中で、目立つブースを作るには、やはり木工ブースでデザイン性を高めることに尽きます。
さらに上部看板の企業ロゴ部分に、LED照明を採用すれば、遠くにいる来場者にも見つけられやすくなるでしょう。
木工ブースで設営するのであれば、木工ブースの施工を得意としている施工会社に依頼することをおすすめします。