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メガネ業界においてはアジア最大級の見本市。メガネをはじめ、アイウェアやメガネ関連製品が、世界中から集まります。メガネ関連企業のほか、コンタクトレンズやITシステム、補聴器を取り扱う企業も出展参加。メガネ店から、セレクトショップ、百貨店、スポーツ用品店、アパレル、量販店、卸・輸出入など、さまざまな業界から来場者が訪れます。
「日本メガネ ベストドレッサー賞」や「日本メガネ大賞」などのイベント、無料・有料セミナーなども開催しました。
2018年に開催された「国際メガネ展」では、390社が出展参加し、12,581人が来場。海外からの参加企業は、130社でした。
世界20ヵ国から、仕入れやOEM発注、情報収集などを目的に来場者が集結することから、出展するメリットはかなり高いといえます。
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メガネフレームやレンズをはじめ、サングラス、検査、コンタクトレンズ、補聴器などを取り扱うメガネチェーン店が出展したブースです。茶色・黄色・青色のタイルのような装飾がおしゃれなデザインブース。奥の壁面とブースの入り口がカーブ状にカットされており、ブースを正面から見ると、ブース全体が瞳をモチーフにデザインされていることがわかります。ブース奥の左側には、海外の視力表をプリント。床に敷かれたカーペットにも、壁面のタイルと同じ配色が採用され、統一感が出ています。
眼鏡やコンタクトレンズ関連製品、「トータルアイ検査」、「アイケアリラクゼーション」などを展開するメガネチェーン店の出展ブースです。白を基調に、イメージカラーのブルーをアクセントに配色したメディカルな印象のデザインブース。手前のモニターが設置された壁面には企業名が印字され、その上には企業ロゴのオブジェが乗っています。ブース内にも展示台が迷路のように設置されており、正面から中の様子があえて見えないように設計。ブース奥の上部看板には、小さな字で企業名がいくつも掲示されています。
アイウェア製品を展開する、香港の企業が出展したブースです。白を基調にした、わずかに横長のデザインブース。天井ごとくり抜かれた照明が落ちてきたような、一見不思議な印象を与えるアイデアが秀逸です。ユニークな空間マジックと、通路側の上部に取り付けられた企業ロゴ、柱に使用された黒色の細い金物、全てがスッキリとおしゃれにまとめられています。壁面には製品のイメージグラフィックスと、ちらりと見える鏡がクール。まるでデザイナーズルームのような、デザインが光るブースです。
チタンを使用した純国産フレームで作る「Ti-feel」、フォルムが個性的かつ、カラーバリエーションが豊富なフレーム「chocolate」を展開する企業が出展したブースです。ブラウンを基調にした小規模ブースで、ゴールドのラインがアクセントになり、高級感が演出されています。展示台にはラウンドを採用して、柔らかなニュアンスをプラス。壁面にも小さめの展示台が設置されており、ブース上部からのスポットライトを浴びた無数のメガネがキラキラと輝いているように見えます。
体にやさしいレンズやクリア感の高いレンズ、遮光眼鏡などのメガネ事業を展開する、企業が出展したブースです。白をベースに、床にはフローリング調のカーペットを取り入れた、ナチュラルな印象のデザインブース。正面の通路側に大きなグラフィックスを掲示し、来場者に強くアピールしています。天井にはいくつもの照明を取り付け、ブース内を明るく演出し、企業ロゴにもLED照明を使用。奥に設置された展示台の下からも、LED照明の光がのぞいています。広々としたスペースに、斜めに展示スペースを設けたことで、月並みなデザインではなく、スタイリッシュに仕上がっています。
メガネフレームを製造する企業が出展したブースです。こちらの企業は、現在、イタリアの大手メガネ企業の傘下に入っています。白を基調にしたデザインブース。企業名をブース上部に掲示し、ブース下部には取り扱いメガネのブランド名が印字されています。ブース内に人が入らないような作りになっており、メガネがズラリと並べられた展示台が、ブースの周りをぐるりと囲っています。ブース内には、3台のプロジェクターを設置。3枚の「リア透過フィルム」に、映像が投影される仕組みが採用されています。
医療機関向けの「自動検眼システム」や「ゴニオスコープ」、メガネ店向けの「累進マークチェッカー」や「加工機用脱臭装置」、一般向けの大型液晶テレビ用「ワイドガード」などの機器を展開する企業の出展ブースです。白をベースに、赤や茶色で配色した、アクティブな印象のデザインブース。上部看板には企業ロゴを大きく掲示し、発光させて目立たせています。ブース奥の壁面上部には、グラフィックのイメージと統一感を持たせたグレーで印字。上部看板のV字のカッティングが、シャープな印象です。
メガネをはじめ、コンタクトレンズ、補聴器などを取り扱っている企業が出展したブースです。パッと目を引くのは、正面の壁面に張り巡らされたグラフィックス。左右の展示台の上にもグラフィックスを掲げて、アイキャッチを狙います。上部看板には、企業のロゴを掲示。グラフィックスのインパクトを崩さないよう、その他の装飾はシンプルになっています。棚や展示台の間は、来場者が通るのに十分なスペースを確保。製品をじっくり見られるように棚を複数設置するなど、展示方法にも気を配っている印象です。
メガネ業界の見本市「国際メガネ展」では、白をベースにしたデザインのブースが多くなっています。中には、デザインはあえてシンプルにして大きなグラフィックスでインパクトを与えたり、凝ったディテールを施したり、といったデザインも見受けられます。
そんな「国際メガネ展」で目立つブースを設営するには、LED照明を一部に大きく取り入れる、ビビットな色を複数取り入れてカラフルにデザインするなど、装飾にこだわって目立たせるのがおすすめです。
木工ブースで空間を自由にアレンジしたり、製品イメージに合わせたスタイリッシュなデザインにしたりするのも良いでしょう。