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造船と海事業界における、日本最大級の展示会です。海事会社や造船会社、船主、船用機器メーカーなどが国内外から多数来場します。会期中は業界のキーパーソンをはじめとした専門家が登壇する専門セミナーを開催。セミナーでは、業界の最新情報や課題を網羅的に発信するプログラムが組まれており、7つのカテゴリーで、合計90以上のセミナーが行われます。主催者によるプロモーション活動や、スポンサーシップの企画など、出展社のサポートも整っており、出展企業にはメリットの高い展示会といえます。
2018年に開催された「Sea Japan」では、世界27箇所から580社が出展参加。3日間で合計20,226名が来場しました。
なお、展示会の開催時期は2年に一度、3月に開催されます。
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船舶用、漁船、魚網用の塗料をはじめ、一般構造物、建材用、コンテナ用など、幅広い用途に使われる塗料の販売を行っている企業の出展ブースです。システム部材を組み合わせて作られたデザインブース。シンプルなフォルムですが、大きなグラフィックスとLED照明を駆使し、インパクトのある空間を演出しています。イメージの邪魔にならないよう、商談テーブルや椅子、受付カウンターなどは全て黒で統一。ブース上部と受付台の上部に、企業ロゴを掲示し、来場者への認知度アップも図っています。
船舶用通信機や漁業用機器、ブリッジシステムなどの海関連製品や気象レーダー、衛星通信、無線LAN、情報配信システム、セキュリティ、地上デジタルテレビ放送などの製品を展開する企業の出展ブースです。出展内容は、最新の船舶用の電子機器など。緩やかなカーブをもたせたブース上部看板に、システム部材の柱を組み合わせたシンプルなデザインブースです。企業ロゴの赤と展示台の一部、カーペットの色を合わせたことで、統一感をもたせています。会期中はブース内でデモンストレーションを企画しているため、たくさんの来場者を呼び込むことを想定して、広々とした空間に仕上げています。
漁船や商船、官公庁船などの船舶用製品をはじめ、GPS、医療機器、車両管理ソリューションなどの陸上用製品、そのほか、気象観測システムなどのソリューション展開を行っている、企業の出展ブースです。白と企業のイメージカラーであるブルーを配色したデザインブース。企業ロゴを随所に掲示し、認知度アップを図っています。ブース正面には、大きなモニターを設置したセミナースペースを設置。壁の一部にカッティングを施したことで、空間のアクセントになっています。ブース奥にも複数のモニターを設置し、壁面にはグラフィックスを張り巡らして、シンプルな空間に動きの演出を加えています。
ビルシステムやクラウドサービス、入退室管理システムなどの建物向けサービスをはじめ、工場・プラント向けの製品販売やサポートなどを行っている企業が出展したブースです。システム部材を使用して上部看板を高く掲げ、企業ロゴと製品パネルなどを掲示して、インパクトのあるデザインブースに。高さのある上部看板によって、会場内のどこからでも見つけられそうなブースです。企業ロゴは側面にも掲示。ブース下部は出展内容ごとに6つのコーナーに分け、製品情報が書かれたパネルをずらりと並べています。
船舶や産業用のシステム製品の販売をはじめ、ブレーカ製品、医療機器、エンジニアリングなどの事業を展開する企業が出展したブースです。白をベースに、企業のイメージカラーであるブルーをアクセントに配色したデザインブース。展示スペースを斜めに配置し、フラットアーチの看板を設置して、空間をアレンジしています。企業ロゴを大きく掲示し、スポットライトで目立たせたせました。通路側の壁面にはモニターを設置し、下部には世界地図を掲示。キャッチフレーズを英語で印字することで、グローバルな印象を与えています。
船舶用レーダーやAIS、衛星通信装置、GPSプロッタ、無線通信装置などの商船向け製品や魚群探知機やソナーなどの漁業向け製品を取り扱う企業の出展ブースです。出展内容は、「電子海図表示システム」や「GMDSS機器」の紹介など。白を基調にしたデザインブースです。企業ロゴのカラーに合わせて、アクセントカラーを濃いブルーで統一。一部にLED照明を使用してデザイン性をアップしています。ブース奥の展示台にはラウンドを施し、展示台に角度をつけてモニターを見やすく工夫。上部看板にも展示台と逆にラウンドを施し、統一感のあるデザインに仕上げています。
サプライネットワークやテクノネットワークなどのマリン事業、ビールやワイン、食品などの国内流通事業を展開する企業の出展ブースです。大きなアーチを重ねた装飾に、企業のイメージカラーであるグリーンで配色したデザインブース。アーチの真ん中をポールで支え、スポットライトを設置しています。そのほかの装飾はシンプルにまとめられています。ブース奥の壁面には大きな世界地図を掲示。壁面やアーチなど、ブース内に印字されている文字は全て英語になっています。シンプルかつ大胆なフォルムを採用したブースデザインです。
船舶用のディーゼルエンジンや高機能機器、部品などを製造、販売している企業の出展ブースです。白をベースに、黒とブルーで配色されたデザインブース。横長のブースを3つのスペースに分け、ブース左手の通路側にはデモンストレーションを行うスペースを設置。その裏の展示スペースには製品パネルを掲示し、商談スペースも設けられています。ブース右手にはカウンターを設置し、飲み物を飲みながら気楽に商談できるスペースとして活用可能です。
船舶・海事業界の関係者が一堂に介する「Sea Japan」では、海に関係する企業が多いためか、ブルー系の配色を施したブースが多くなっています。デザインもシンプルなものが多い印象です。
そんな「Sea Japan」で目立つブースを作るには、周囲のブースよりインパクトのあるフォルムを採用するのがおすすめ。配色にも工夫を凝らし、出展製品やサービスのイメージを損なわないよう注意しながら、来場者の目を引くデザインを考えましょう。