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「農業ワールド」は、「国際 農業資材EXPO」「国際次世代農業 EXPO」「国際 6次産業化 EXPO」「国際畜産資材 EXPO」の4展で構成された農業業界のイベントです。農業の技術や資材、加工機器やサービスなどを扱う企業が、一堂に集結。日本中から出展企業との商談を目的に、農家や農協、農業法人など大勢の方が来場します。
2019年に開催された「農業ワールド」では、3日間で合計39,894人が来場。セミナーは全農やクボタ、ヤンマーなどによる無料セミナーのほか、大手企業や大学教授などによる有料の専門セミナーが開催されました。セミナーは全33講演行われ、合計10,236人の来場者が受講したようです。
引用元:SUPER PENGUIN株式会社公式ブログ
https://booth-design.jp/works/1410
太陽光、水環境、発酵堆肥などの事業を展開する、企業の出展ブースです。白を基調にした長方形のシンプルなデザインブース。背面には鮮やかな野菜のグラフィックスを貼りめぐらし、キャッチコピーを添えて訴求しています。通路側に設けられた展示台はキッチンのシンクのようで、上部にも長方形の枠が取り付けられ、共にキャッチコピーが印字されています。野菜のグラフィックスをバックに、製品の魅力をフレッシュに伝えているデザインです。
引用元:PSソリューションズ株式会社公式HP
https://www.pssol.co.jp/news/20161007/
ITソリューション事業などを展開する、大手企業のグループ会社が出展したブースです。出展製品をモチーフに、白と黄緑で配色されたデザインブース。製品のフォルム同様にラウンドを多用して、製品イメージを強く主張しています。通路側の展示台には、製品と一緒に野菜や果物、稲などを配置。展示台の上にはモニターが設置され、製品名と短いキャッチコピーを大きく印字して、来場者に訴求しています。製品名とロゴをいくつも配して、認知度アップにも力を入れている様子がうかがえます。
引用元:株式会社 ラプラス・システム公式HP
https://www.lapsys.co.jp/topics/2015/09/agri-next-expo.html
太陽光発電や小型風力発電の遠隔監視システムの開発、販売などを行っている企業の出展ブースです。企業のイメージカラーのブルーと、白を基調にしたデザインブース。正面には受付台を設置し、背面の壁には企業名とロゴを印字しています。上部にはキャッチコピーを掲示して訴求。入り口上部にカッティングの装飾を施して変化をつけ、シンプルな中にも遊び心のあるデザインに仕上げました。受付の裏の壁面にはモニターを設置。入り口から自然に眺められる角度で設計されています。
引用元:株式会社シモジマ公式HP
https://www.shimojima.co.jp/media/2018/09/28/492
紙袋や紙器などの紙製品をはじめ、粘着テープやポリ袋などの化成品・包装資材、文具事務用品やPOP用品などの店舗用品事業を展開する企業が出展したブースです。テーマの「道の駅」に合わせ、瓦屋根や木製看板、とれたて野菜を陳列する展示台などで構成。床の黄色い絨毯がアクセントになり、和風のイメージをより強めています。まさに下町の商店のような落ち着いた風情のデザインブースです。屋根の上には、企業ロゴとキャッチフレーズを掲示して認知度アップを狙います。
引用元:株式会社クラレ公式HP
https://www.evalagri.com/archives/576
プラスチックや繊維、不織布、液晶ポリマーフィルムなどの化学製品を製造・販売している企業の出展ブースです。展示内容は、親水性樹脂培地や穀物保存袋、高性能保護マスク、合成樹脂など。企業のロゴカラーのブルーをメインに、白を配色したデザインブースです。展示台の上部には筒状の看板をあしらい、大きさの異なる筒形を重ねて空間をアレンジしています。展示台はラウンドではなく、角を持たせることですっきりとした印象に。企業ロゴは角度を変えて掲示し、どの位置からでも見えるよう工夫されています。
引用元:泉州電業株式会社公式HP
https://fa.senden.co.jp/agri2018/
情報処理システムの開発や、電子制御機器、各種電線電纜(でんらん)などの販売、事務用機器、家庭用電気製品の販売、工事請負などの事業を展開している企業の出展ブースです。上部看板には出展内容をはっきりと掲示し、企業名とロゴを掲げて認知度アップを図っています。白とオレンジ色の配色に、鮮やかな野菜のグラフィックスを使用した、元気な印象のデザインブースです。ビニールハウスの中が通路になっており、壁面にはモニターやシステムの説明が書かれたパネルが並べられています。
引用元:イノチオアグリ株式会社公式HP
https://www.ishiguro.co.jp/info/201510/5expo.html
苗づくりや栽培システム、ハウスリフォーム、植物工場の導入支援など、幅広い事業を展開する企業の出展ブースです。ブース内を6つの空間に分け、企業の取り組みを紹介。6つの展示スペースは、それぞれのイメージカラーで配色され、来場者がわかりやすい構成になっています。ブース中央には大きなモニターと椅子を設置。広々としたスペースがあり、セミナーの実施も可能です。上部看板には中央と両端に、LED照明で企業ロゴを掲示して、認知度アップも十分に。
引用元:株式会社 加地公式HP
https://exgel.jp/jpn/展示会/2018/09/26/農業ワールド2018に出展/
医療製品や健康用品、パソコン用アクセサリ、自動車用品などを製造・販売している企業の出展ブースです。展示内容は、アシスト装具とエクスジェル製品。上部看板を設けず、壁面を利用して開放感のあるブースデザインに仕上げています。メインの展示部分は黒を基調にクールにまとめられ、サブスペースにはオレンジ系の製品のイメージグラフィックスを使用。異なる製品の対照的なイメージを、それぞれのイメージカラーで強く印象付けています。
引用元:株式会社スカイマティクス公式HP
https://skymatix.co.jp/smx_media/?p=543
ソリューション事業やデータプラットフォーム事業を展開する企業の出展ブースです。展示内容は、農薬散布ドローンと空撮用ドローンの実機の展示、葉色解析サービス「いろは」のデモンストレーション。白を基調に、ブルーをアクセントに配したデザインブースです。ブース中央の天井が円形に開けられ、システムユニットの柱を渡して、ドローンが吊り下げられており、来場者の注目を集める演出が施されています。ブルーの展示台は、天井の円形に合わせたラウンドで統一しました。
「農業ワールド」では、ブースのデザイン性もさることながら、農業ならではのみずみずしい緑や野菜の自然の色を活かした展示方法などで、来場者の注目を集めているブースが多い印象です。企業や製品のロゴを大きく掲示して、認知度アップを図るブースも多くなっています。
そんな「農業ワールド」で目立つブースを作るには、インパクトのあるデザインで、オレンジや黄色などのビタミンカラーを配し、フレッシュさを演出するのがおすすめ。会場内はやや暗めのため、LED照明などを利用し、来場者が情報を得やすいように見せ方を工夫することも大切です。
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