集客力を高める展示会ブース施工会社ガイド

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SURTECH

SURTECHとはどういった展示会なのか解説。過去に参加した企業のブース装飾や展示会で目立つブースをつくるポイントについて紹介します。

SURTECHとは?

「SURTECH」は、メッキ関連、塗装・塗料関連、ドライプロセス・表面化医療関連、熱処理・表面硬化関連などの表面技術分野の事業を行っている企業が参加する展示会です。2019年には88社の企業が出展し、43,622名もの来場者が訪れました。

「ASTEC先端表面技術展・会議」や「nano tech 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」など、同時開催されている展示会は全12展。「SURTECH」と「ASTEC先端表面技術展・会議」は、同会場に併設されます。

ブース設営については、展示台や受付カウンター、社名版、スポットライト、カタログスタンドなどのブース設営に必要なものが一式セットになった、パッケージプランも用意されています。

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過去の出展参加企業から見るブースの装飾

SURTECHの施工事例1

引用元:エクスキューブ株式会社公式HP
https://www.xcube.bz/exehibition-3.html

電源装置や表面処理装置、電解加工機、計測・管理機器などの機器の製造を行っている企業の出展ブースです。上部看板に企業名を大きく掲示し、パネルには一つひとつ異なる色のLED照明を配して、それぞれの出展製品の魅力を積極的にアピール。展示台の配置位置を交互にずらすことで、ブース内の空間をアレンジしています。ブース奥には商談スペースが設けられており、程よく目隠しされた落ち着いた空間で、商談も進みそうです。

塗料、めっき薬品、接着剤、金属、洗浄剤、基礎科学品などを取り扱う企業の出展ブースです。壁面をブース中央まで飛び出させることで、来場者が通るスペースをあえて狭くし、無駄な空間を排除。壁面の展示スペースも増え、効果的な展示方法を作り出しています。画像では向こう側は見えませんが、多角形の壁面展示台には、製品サンプルやLEDパネルが展示されています。モニターも設置され、熱心な来場者がスタッフの話に耳を傾けている様子がうかがえます。

SURTECHの施工事例3

引用元:mst公式HP
https://surface.mechanical-tech.co.jp/node/2516

無電解めっき加工や無電解めっき液の製造、無電解めっきプラントの設計・販売を行っている企業の出展ブースです。白をベースに、ビビットな青やオレンジでまとめられています。ブース上部の筒状看板には、出展製品の名称やキャッチフレーズ、企業名を掲示。来場者がどの方角からでも見やすいように工夫されています。ブースの四隅には、上部看板に合わせたラウンド形の展示台を設置。オープンブースになっていて、来場者がブース内に入りやすくなっています。

SURTECHの施工事例4

引用元:有限会社 アイズ・プロダクション公式HP
http://iz-pro.com/news_service/exhibition/2057.html

工業用洗浄剤や剥離剤、シンナー類、工業用薬品類、廃棄溶剤引き取り・廃液引き取りなどの事業を展開する企業の出展ブースです。企業カラーの青をアクセントに、鮮やかな水色を壁面いっぱいに配色したシンプルなデザイン。ブース奥にはプロジェクター用のスクリーンが貼られています。左右の壁面には、製品の詳しい情報が書かれたパネルを展示。ブースの入り口付近には、パンフレットを入れる什器と、公式キャラクターのパネルを配置して、来場者をブース内に引き入れるきっかけを作っています。

SURTECHの施工事例5

引用元:mst公式HP
https://surface.mechanical-tech.co.jp/node/2516

コーティングの成膜装置などを展開する企業が共同出展したブースです。白を基調に、青をアクセントに取り入れたシンプルなデザイン。ブース上部には、それぞれの企業のロゴを大きく掲示し、来場者に共同展示をアピールしています。通路側に展示台を斜めに配置し、ブース奥の展示台には丸みを取り入れて、来場者をブース内に誘い込みやすいよう工夫。カーペットにもデザインを施し、シンプルすぎない清潔感のあるブースになっています。

SURTECHの施工事例6

引用元:mst公式HP
https://surface.mechanical-tech.co.jp/node/2516

ボンディングテスタやスクラッチ試験機をはじめ、はんだぬれ性試験機、熱伝導率測定装置などの製造・販売を行っている企業の出展ブースです。黒を基調に、青色をアクセントに取り入れたデザイン。ブース左手には受付台を設置し、背後にはアジア圏の地図を掲示しています。壁面のパネル展示部分は白色を背景に、上部からライトアップして、来場者が製品や製品情報を見やすいよう配慮。大きな製品を展示していますが、展示台の高さは来場者が見やすい位置で設計されています。

SURTECHの施工事例7

引用元:上村工業株式会社公式HP
https://www.uyemura.co.jp/exhibition2018w/surtech_2018.html

めっき用薬品やめっき用装置、めっき液管理装置、めっき加工などを展開する企業の出展ブースです。企業のイメージカラーである青と黄色を配したポップな印象のデザイン。上部看板にはロゴを大きく掲示し、LED照明で目立たせる工夫がみられます。ロゴの下にはキャッチフレーズを掲示し、ブース奥の掲示物へと来場者の視線を誘導。受付台の周囲にはロゴの形を連想させるドット模様を配して、爽やかな雰囲気を演出しています。

SURTECHの施工事例8

引用元:上村工業株式会社公式HP
https://www.uyemura.co.jp/exhibition2017w/surtech_2017.html

こちらも、先に紹介しためっき製品を製造・販売する企業が出展したブースです。使用しているカラーは黄色と青を基調に、オレンジをアクセントに取り入れています。ロゴは上部看板と受付台の背後にも掲示。通路側の展示台に立体感を持たせるよう、形状を工夫しています。ブース右手の壁には、製品とキャッチフレーズがプリントされたグラフィックスを貼り、少し離れた位置からでも、来場者が展示内容を読み取れるように考えられています。

めっき用分析器やめっき用試験器、水槽、電源、治具、パレルなどを製造・販売する企業の出展ブースです。3本の梁と柱を取り付け、その上に上部看板を掲示。通路側の展示台には、様々な製品が並べられています。一つひとつの製品をじっくり確認できるよう、照明を強めにあてています。ブース奥の壁面には、LEDパネルを使用した製品情報を展示。通路は数人の来場者が訪れても十分すれ違えるくらいの幅を設けています。床には真っ青なカーペットを敷いて、来場者の目線を上に維持するよう計算されています。

SURTECHで目立つブースをつくるポイント

表面技術分野の企業が出展参加する「SURTECH」では、意匠を凝らしたブースやシステムパネルで構成されたシンプルなブースまで、さまざまなデザインのブースが設営されています。

そんな「SURTECH」で目立つブースを作るには、会場内の薄暗さを利用し、LED照明や強めのライトアップなどで、展示ブースを見やすくするのが効果的です。

企業のイメージカラーにこだわる必要はありませんが、企業のロゴカラーを基調に、毎年似たような配色をし、デザインだけを変えれば、企業の認知度アップも期待できます。来場者の注目を集めるには、補色をアクセントに取り入れるのもおすすめです。

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